本記事では猫のごめん寝の理由と可愛い寝方に潜む病気のサインについて解説をしています。
うちの猫がたまに、うつぶせで寝ています。土下座みたいな恰好なんです。
どうしてあんなふうに寝るんだろう。
それは「ごめん寝」という、かわいい猫の寝方のひとつだよ。
病気の可能性もないとは限らないから、気を付けて見てあげてね。
どんな時に猫はごめん寝をする?
⇨最も多いのは、うつぶせの姿勢になった時にたまたま寝てしまったというものです。
猫がごめん寝をしているとき、気を付けるべきことは?
⇨まぶしさや騒音が原因でごめん寝をしていることもあるので、寝やすい環境を作ってあげてください。もしもぐったりしているようなら病気のサインかもしれません。
猫の「ごめん寝」とは?
猫がおでこを床につけたり前足にうずめたりして寝ているのを見たことはありませんか?
この寝方を「ごめん寝」と呼んでいます。
まるでごめんなさいといっているようで、とてもかわいいですよね。
「すまん寝」、「土下座寝」と呼ばれることもあります。
猫が「ごめん寝」をする理由は?
猫たちはいったいどんな時に、「ごめん寝」をするのでしょうか。
うつぶせのまま寝てしまった
最も多い理由は、たまたまうつぶせの姿勢を取っていた時に睡魔に襲われて、そのまま寝てしまった、というものです。
特に子猫の時は遊ぶのに夢中になり過ぎて、体力の許す限り走り回りますよね。
まだ限界を知らないのかもしれません。
そしてある時、電池が切れたように眠り込んでしまうのです。
その瞬間がたまたま伏せた姿勢だと、「ごめん寝」になるというわけです。
まぶしい
猫はよく寝る生き物です。
子猫や老猫は、1日20時間程度も寝るといわれています。
そしてできれば、薄暗い環境のほうが寝やすいのは私たち人間と同じです。
直射日光の当たる場所や強い照明が付いた部屋の中では、猫たちも寝にくいといわれています。
ですから、前足で目を隠しながら眠る猫はとても多いです。
実は「ごめん寝」をする理由の一つに、光を遮断するというものがあります。
顔を地面につけたり前足の中に顔をうずめたりすれば、まぶしさは軽減されますからね。
うるさい
猫の聴力は非常に優れており、人間の3倍とも4倍ともいわれています。
我々には気にならなくても、猫にとっては睡眠を害されるくらいうるさいと感じれば、前足の中に顔をうずめてなるべく静かな環境を作ろうとします。
またうつぶせになると耳が下に向きますので、それだけでも音を遮断するにはだいぶ効果があるといわれています。
寒い
夏の猫は細長くて、冬の猫は真ん丸のイメージはありませんか?
体を縮めているということは、寒さから身を守ろうとしている証拠でもあります。
香箱座りをしながら寝ていたのに、頭がかくんと落ちてしまった時も、「ごめん寝」の姿勢になります。
寒いときにアンモニャイトの姿勢で寝がちな猫も多いですね。
(猫が渦を巻くように体を丸くする寝相のこと)
この子たちはからだの側面を床につけているほうが落ち着くようで、あまり「ごめん寝」の姿勢を取らないともいわれています。
猫が「ごめん寝」をしていたらどうすればいい?
ではもし猫が「ごめん寝」をしていたら、飼い主はどんなことに気を付ければいいのでしょうか。
何もしない
通常は、ただ寝ているだけの猫に対して何もしなくて大丈夫です。
むしろ、せっかく気持ちよく寝ているのですから、そっとしておいてあげるのが正解です。
猫は自分が心地よいと感じる場所を探す天才です。
日光を浴びたければ窓側に移動しますし、暑くなればひんやりした床の上でお腹をつけて休みます。
同じ理由でまぶしいと思えば目を覆い、うるさければ耳を下に向けて寝やすい環境を作るわけです。
部屋を暗くしてあげる
ですがあまりにも部屋がまぶしかったり、直射日光から逃れる場所がなかったりするならば、暗い環境を作ってあげましょう。
照明を落としたりカーテンを閉めたりするなどして、猫が寝やすい環境を作ってあげてください。
でも部屋の数や構造によっては、なかなか難しいこともありますよね。
猫が寝たい時間でも、飼い主は同じ部屋で仕事をしなければならないことだってあります。
そんな時は、猫が隠れられるスペースをいくつか作ってあげるといいでしょう。
猫用の狭いハウスは、インターネットでも簡単に購入できます。
また、棚やローテーブルの下といったスペースも、猫たちのお気に入りになりやすい場所です。
むやみに写真を撮らない
猫の「ごめん寝」はとてもかわいいので、つい写真を撮りたくなる気持ちはよくわかります。
でも私たちだってそうですが、眠りを邪魔されるのは猫にとっても大きなストレスになります。
前述したように猫はとても耳がいいので、カメラのシャッター音や飼い主が近づいてくる足音も敏感に察知し、起きてしまうことがあります。
眠りが妨げられるばかりでなく、どこか違う場所に移動してしまう可能性も。
どうしても写真に収めたければ、場所を移動せずに撮ったり、シャッター音がしないアプリを使ったりと工夫することをおすすめします。
部屋を暖かくしてあげる
毛布や布団の上で丸まって寝ているのであれば、少し部屋が寒いのかもしれません。
冬でも20度以上の室温が、猫たちには必要といわれています。
また夏場は、25度を下回ると猫たちは寒いと感じる場合もあります。
私たち人間には少し暑く感じるくらいのほうが、猫にとっては心地よいようです。
ですから、猫が体を縮こまらせて「ごめん寝」をしていたら、エアコンの設定温度を1~2度上げてあげてください。
また、屋根付きのベッドや狭い隠れ場所などを提供してあげてください。
狭い空間に入ればからだの熱を効率よく保つことができますからね。
「ごめん寝」と間違えやすい病気のサイン
多くの場合「ごめん寝」はただ寝ているだけですが、病気のサインが潜んでいることがありますので注意して見てあげることが必要です。
あまりにも動かなすぎる
いくら泥のように眠っていても、猫だって呼吸のたびに背中が多少膨らむものです。
また猫が熟睡する時間は1日のうち合計でたった3時間半程度ともいわれています。
ですから猫たちは、結構頻繁に寝姿勢を変えているものです。
にもかかわらず、あまりにも長時間「ごめん寝」の姿勢を続けていたら、ちゃんと呼吸をしているか見てあげてください。
壁に頭を押し付けている
壁や柱に頭を押し付けてそのまま動かない行動を「ヘッドプレッシング」といいます。
「ヘッドプレッシング」は、体調不良のサインとして知られています。
「ごめん寝」と似た姿になることが多いので、頭をどこかに押し付けていないかを確認してください。
もしも猫がただの「ごめん寝」ではなく「ヘッドプレッシング」をしていれば、すぐに獣医さんに相談することをおすすめします。
いつもはしない動きをする
いつもはしない行動をとる、食欲がない、ぐったりしているなど、飼い主さんが少しでも変だなと感じたら、ただの「ごめん寝」ではないかもしれません。
そういう場合も、かかりつけの獣医さんにすぐ相談してみてください。
まとめ:猫のかわいい「ごめん寝」はほとんどが寝落ち! でもサインを見逃さないで!
猫の「ごめん寝」は、本当にかわいいですよね。
ほとんどの場合、たまたまその姿勢で寝ているだけなので心配はいりません。
でも一応、部屋は明るすぎないか、うるさすぎないか、寒くないかなど、愛猫がちゃんと心地よく眠れているか確認してみましょう。
また、少しでも普段と違う行動が見られたら、病気のサインかもしれません。急いで動物病院で診てもらうことをおすすめします。
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